• 火力発電所新設工事New construction

    武豊発電所における煙突新設工事を行っております。
    筒身を鉄塔の1H(GL25.5m)超えるまで1000tC/Cにて先行建方を行い、筒身内部に内足場をクレーンにて設置しその足場を利用して筒身の肌合わせを行い溶接します。
    1Hまでの鉄塔の建方を高所作業車2台(スカイボックス65tR/C)で1000tC/Cにて行い、次に2H(GL59m)超えるまでの筒身を1000tC/Cにて先行建方を行います。
    2Hまでの鉄塔の建方を1000tC/Cにて行い、その工法を繰り返す工事です。
    2H以降の鉄塔の建方は、地上で鉄塔頂部に仮設足場を組みその足場を使用して鉄塔の肌合わせを行っております。

  • 耐震補強工事Seismic reinforcement

    相馬火力発電 新地発電所における耐震補強工事です。
    この工事は耐震基準を満たす為に8H(GL+190M)に補強材(カットティー)取付、2H(GL+40.5M)~3H(GL55M)間の斜材(20.8M)を制振装置(ダンパー)と取替える工事です。

    初めに補強部材取付用として8H水平材下に(GL188.5M)吊足場を設置します。
    設置後補強部材(30kg)を上架して8H水平材外周に取付、溶接します。
    制振装置取付は旧斜材と新規ダンパーを取替える工事です。
    初めに新規ダンパーを地組して溶接します。
    組立完了後400tクレーンにて旧斜材を取外し地上に降ろした後に新規ダンパーを上架し取付を行います。
    TCボルト本締め後塗装(4回塗)を行って工事完了となります。

  • 二重筒補修工事Double cylinder

    • 集煙部筒身内に吊り足場を設置する。

    既設内筒撤去

    • プラズマ切断機及びガス切断機にて内筒鋼板・骨材を切断して取り外す。

    筒外内面ブラスト

    • 集煙部吊足場上から外筒内面をブラストして錆等の付着物を除去する。

    新規内筒材取付

    • 鉄塔頂部上で新規内筒に保温材を取付ける。
    • 煙突内部へ入れ込んだ新規材料を筒身頂部歩廊に設置したダビットで所定の位置に吊り上げる、下部受けリングの取付・溶接を行い新規内筒板材を取付・溶接する。
      内筒取付を下部から上部へ繰り返し行う。
    • 新規クランプレート取付・溶接を行う。

    集煙部の足場の解体

    • 吊足場の最上段から足場板、足場パイプを解体する。
    • 最上段~2段目までの解体した足場は、仮設M/Hの開口から筒身外の荷役設備で地上まで降ろす。
    • 吊足場最下段の足場はゴンドラ利用して解体し地上まで降ろす。

    円形ゴンドラの解体

    • ゴンドラ本体をホッパー足場上で解体し筒外に搬出する。
  • 吊足場設置Hanging scaffold

    ※ゴンドラの設置(作業用としてゴンドラを設置する。)

    • 専用台付けワイヤー(12.5Φ)を鉄塔水平材に巻き、ゴンドラ吊ワイヤー(8Φ)をシャックルを介して取付ける。
    • 親綱を鉄塔水平材に巻き、尻手部を固縛する。
    • 親綱を地上に降ろす。
    • デッキ型ゴンドラのワインダーに鉄塔水平材から吊ったゴンドラ吊ワイヤー(8Φ)の端部を挿入し繰込む
    • ゴンドラの設置が完了すると、点検表に基づき点検を行う。

    ※吊足場設置(6H(第5支持点))6Hに落下防護として吊足場を設置する。

    • 垂直・水平親綱を設置する。8H歩廊から垂直親綱を設置し、6Hに水平親綱を展張する。
    • 足場材を荷上げし、足場の荷取り場を設置する。
    • 荷取り場、歩廊、ゴンドラ等の足場がある箇所を利用して、水平材に吊元となる角パイプを設置しクランプ又は番線で固定する。
    • 吊元に吊りチェーンを設置する。
    • おやごを設置し、落下防止の為テープ、紐で固定する。
    • ころばしをおやごにクランプで固定し設置する。
    • 足場板を敷設し番線で2点固縛する。
    • 3~7までの作業を繰り返し、足場板を安全側から施工して行く。
    • 手摺・巾木を設置する。
    • 全ての設置が終わった際、足場の総点検を行う。
  • ブラケット足場Bracket scaffold

    この工事は、煙突筒身2H~4H(G.L40M~80M)に補強材を取り付けて煙突自体を補強する工事です。
    初めに補強材を取り付ける位置を図面から拾い出しテンプレートを作成し現物に対して マーキングします。ケレン後、ガセットを溶接しブラケットが水平になるように取り付けます。
    筒身一周方向に取付後、足場板、手摺、幅木を設置しこの手順を繰り返し最上段までくみあげます。
    この足場を利用して補強材の取付を行います。
    フラットバー(12mm×80mm×5m)を荷揚げ設備にて2H(GL40m)に上架します ブラケット足場を使用して取付位置のマーキングを行いホイストでフラットバーを 取付位置まで移動し取付、溶接を行います。
    塗装完了後、ブラケット足場の解体を行います。

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